気持ちを入れて運ぶ筆の線には、そのときの心模様が写し出されます。
書道でのトメ・ハネ・払いを上手にこなすには、それなりの技術を習得し、練習を繰り返すことが必要になります。
それを踏まえて字を構築し、美しい文字を書くことは やや難しいかと思います。
書道で上手に書くことは簡単ではありませんが、”丁寧に心を込めて筆を運ぶこと”は書道未経験の方でも可能です。
美しく書くこと、上手に書くことを目的とせず、”心を込めること“にフォーカスした書道をナビゲートします。
(勿論、基礎的な運筆の説明や モチーフの御手本は書きます)
そして何事も力んでいては上手くいきません。
「力を抜いて氣を抜かない」
「心の乱れは 線の乱れ」
書いた文字は そのときの心象風景。
心を静かに 丁寧に運筆することで 整っていく内面を体感して頂けると思います。
筆と対話をすることで より自身を知ることができたり、新しい自分を発見できるかもしれません。
書道を通して自分と向かい合いながら2021の抱負やご自身のテーマを心を込めて書きましょう!
日時
2021年1月16日(土) 14:00-16:30
プログラム
前半:書道の基本的心構え
(講師によるレクチャーと基礎的な文字の練習)
後半:書き初めワークショップ
(大きな半紙と筆を使って、一人づつ今年の一字を書いて頂きます。)
参加方法
定員:10人
場所:KOCA A棟ラウンジ
参加費:3000円
申し込み:こちらのフォームからお申し込みください。
・当日現金払いでお願いいたします。
・持ち物は特に必要ありません。
・汚れてもよい格好できてください。
・経験は問いません。
・書きたい言葉を考えておいてください。1字とか2字を大きな半紙に書いていただきます。1字のほうがバランスが取りやすく書きやすいです。
松村栄鶴
1972年 熊本生まれ。20歳で上京し、様々な挫折を経験。紆余曲折を経て30歳で書家になることを決意。所属した書道会で2年11ヶ月(この会の最短記録)で師範資格取得。以後、カルチャーセンター講師をしながら独自の書道スタイルを築いていくため独学での探究を重ねる。
2008年に球鶴書道會設立。教室業とアーティスト業の両輪で活動中。
2019年 adidasのToko Open Souce企画でアーティストとしてコラボレーション商品のロゴを手掛け、デザインを監修。
個展と教室展
2010年 松村栄鶴書道展(千駄ヶ谷)
2011年 「一期一會」(銀座)
2012年 「Swing」(原宿)
2013年 「百花繚乱」(銀座)
2015年 「游」(銀座)
2017年 「墨彩」(蒲田)
2019年 「一書懸命」(蒲田)
その他の活動内容
・パフォーマンス、ワークショップ、映画やドラマの実技指導、映画タイトル揮毫、ブランドロゴ揮毫、など多岐にわたる。
2019年アディダスとのコラボ
https://shop.adidas.jp/inspiredbytokyo/
ホームページ:kyukaku.web.fc2.com
<開催概要>
主催:松村栄鶴
協力:@カマタ